・セミナー物理・物理基礎の評判ってどうなんだろう?
・そこまで高いレベルの大学を受験しないのですが、その場合はどこまで問題を解けばいいのか教えてください!
今回は、上のような悩みについて、解決していきます。
✔この記事の内容
・セミナー物理・物理基礎の評判は?
・使い方やおすすめの追加の問題集
✔この記事の信頼性
浪人時に偏差値65以上センター試験満点近くまで伸ばした僕が、参考書には書かれていない考え方や勉強法について、紹介します。
今回は、セミナー物理問題集をメインにお話しします。
『学校で配られたけれど、問題集をどうやって使えばいいの?』と困っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、セミナー物理の問題数や難易度について解説します。
記事の後半部分では、目指す志望校レベルに合わせた使い方について紹介するので最後までじっくり読んでみてください!
それではさっそく見ていきましょう。
セミナー物理・物理基礎の構成
セミナー物理は、学校で配布されることが多いので、受験生が使う問題集の中でもトップクラスに入る使用率を誇ります。
セミナー物理のレベルとしては、初心者から難関大まで対応できる問題集となっているため、これ1冊でMARCH以上の大学に合格することもできます。
問題集の構成は以下のようになっています。
- 要点のまとめ
- プロセス
- 基本例題、基本問題
- 発展例題、発展問題
- 総合問題、演習問題
セミナーの最初には要点のまとめがあるので、一番最初にその分野の内容を確認することができます。
問題もさまざまなレベルがあるので、自分のレベルに合わせて勉強できるのが特徴です。
とりあえず、セミナー物理を持っておいて損することははないですね!
ココがポイント
・初学者から難関大レベルまで、幅広く対応!
成績を上げるセミナー物理の使い方
セミナー物理の使い方は、大きく2通りあります!
セミナー物理の使い方
- 【MARCHレベルまで】
セミナー物理1冊を完璧にやりこむだけでOK! - 【旧帝大・東大京大レベル】
①:セミナー物理の発展例題まで
②:名問の森 or 漆原の解法研究
上から順番に解説します。
その①:MARCHレベルまで
MARCHレベルの物理が出題される大学に関しては、『難問』と呼ばれる、思考力や読解力を必要とした問題はあまり出題されません。
そのため、セミナー物理1冊をやりこむだけで合格力を十分つけられます。
最後までやると、オーバーワークなのでそこは注意してください!
MARCHレベルを目指すなら、以下の3ステップで勉強すればOKです。
問題集の使い方3ステップ
- 基礎問題を完璧に解けるようにする
- 発展問題まで解けるようにする
- 過去問や総合問題をつかって実践練習
上のとおりですね。
時間がない人は、基礎問題までを完璧にできるようにするようにしましょう。
その②:旧帝大・東大京大レベル
MARCHよりも上のレベルの大学を受ける場合には、セミナー物理だけでは太刀打ちできません。
というのも、難関大には難関大で頻出の問題がありますので、それに特化した問題集をやる方が効率的に学力を上げることができるからですね。
なので、MARCH以上の大学を受験する人は、セミナー物理は発展例題までやって次の問題集に進みましょう!
上のように言うと、『発展問題はやらなくていいの?』と聞かれることがあります。
結論、やらなくてOKです。というのも、発展問題より上のレベルの問題はクセのあるものが多いからですね。
発展問題を解くよりも、難関大の頻出問題を集めた問題集に取り組む方が効率的に点数をアップできます。
結論、以下の2つのいずれかの問題集をやればOKです。
- 名問の森
- 漆原の物理解法研究
『名問の森』は、物理のエッセンスと同じ著書が、書いている問題集で、難関大に合格できる力をつけることができます。
答えの欄には別解も書いてあるので、いろいろな解き方を身に着けられるのが特徴です。
さらに、『漆原の解法研究』は、難関大の超頻出問題ばかりを集めた問題集×参考書になっているため、1問解くごとに難関大合格に近づくことができます。
人によって相性があるため、中身をみてからどちらを購入するか決めてみてください!
まとめ:まずはセミナーの基礎問題を解いて基礎力をつけよう!
今回は、セミナー物理の評判や、使い方について話してきました。
セミナー物理は、間違いなく良書ですので、1冊持っておくことをおススメします。
学校によっては答えが配られないところもあるので、そういう場合には「メルカリ」などを使って購入しておきましょう。
どの問題集もそうですが、必ず答えがある問題集使ってしっかり復習するようにしてくださいね!
今回は以上です。